近年主流となっているプログラミング言語には、JavaやPythonなどがあります。JavaはWebとの相性がよくOSを選ばない使い勝手のよい言語です。どんな環境でもソフトを動かすことができ、多くのフレームワークを使えるのでWebのアプリケーションやゲームの開発など多岐に利用されています。
Javaはコンパイラ言語であり起動にコンパイルを使っているため2回目以降はソースコードからバイナリコードへの変換の必要がなく、PHPやPythonなどの言語より処理速度において勝ります。
大規模な開発に向いた言語で専門性が高く技術的に難しい、環境が整えにくいなどのデメリットがあります。初心者には不向きだともいわれていますが、Javaは様々な言語の元になっているため、マスターできれば他のプログラミング言語の学習が容易です。
PythonはAI(人工知能)の機械学習として有名なディープラーニングに利用され様々なフレームワークも備えています。代表的な利用例はYouTubeやInstagramです。Javaとは対照的に簡潔であることをモットーとしており、初心者が最初に出会うプログラミング言語として適しています。
Pythonを使えばプログラミングの経験が浅くても熟練者の真似をしてコードを書くことができ、大規模なWebアプリケーションの開発に携わることもできます。Pythonはインタプリタ言語で、なおかつ動的型つき言語のため動作が遅いのがデメリットです。
どちらもオブジェクト指向型の言語なのでプログラムを「もの」として捉えて構築するオブジェクト指向の考え方を理解しなければ、プログラムの独立性、再利用性、拡張性といったメリットを生かすことができません。